中野駅_(東京都)
中野駅(なかのえき)は、東京都中野区中野5丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅。JR東日本の管轄駅(JR東日本・東京地下鉄の共同使用駅)である。東京地下鉄東西線の駅番号はT 01。
また、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもあり、東京地下鉄発着の甲種車両輸送列車も当駅を経由する。
利用可能な鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 備考
線路名称上は、当駅を通るJRの路線は中央本線のみである。また、JRの長距離乗車券の東京都区内に属する。
駅構造
島式ホーム4面8線を持つ高架駅である。中央・総武線(各駅停車)と東京地下鉄東西線は相互直通運転を行っているため、のりばと改札を共用している。ホーム下は南口、北口と2つの改札口があり、どちらの自動改札機もパスネットに対応しているが、大崎駅のタイプとは異なる(後述)。
トイレは北口寄りが改札正面の6番線下付近、南口が改札を入ってすぐ左(コンコースからは階段を降りて右)にある。
エレベーターは設置されていない。改札フロアとホーム(3・4番線では3号車付近)とを結ぶエスカレーターが上下両方向1本ずつある。改札フロアとホームを結ぶ階段は3・4番線では5号車付近となる。北口・南口共に改札を入ってすぐに数段の階段がある。改札を入って右側の南口階段脇には、車いす専用の昇降機がある。
2007年3月、3・4番線に東京地下鉄仕様の行先と発車時刻を知らせる発車標が設置され、入線や発車などに東京メトロ仕様の自動放送が行われるようになった(ただしホームに白線がない為、「黄色い線の内側でお待ちください。」という放送になっている。また通過待ちの案内はされない)。これに伴い、それまで設置されていたJR東日本仕様の発車標は撤去された。
乗り換え専用通路がホームの新宿寄り(3・4番線では1号車付近)にあり、階段を利用して他のホームへ移動できる。
2006年3月18日のダイヤ改正を前に、ホーム上の掲示時刻表のフォーマットデザインが一新され、奇数時間帯・偶数時間帯がそれぞれ水色と白で色分けされたものになった。
駅の南東に隣接して中野電車区があり、終日にわたり出入庫があるが、国鉄末期に車両配置はなくなっている。略号は「西カノ」だった。
のりば
- 6番線では、土曜・休日ダイヤで接近放送の最後に「高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪には停車致しません」の注意放送が流れる。
- また、8番線の発車案内には中央特快・青梅特快・快速の種別が表示されるが、いずれも当駅以降の停車駅は新宿・四ツ谷・御茶ノ水・神田・東京と全て同じである。
- 平日深夜の新宿始発の中央特快2本は、当駅を通過する。
駅構内
当駅の構内は複雑な配線となっているため、時間帯や列車によって発着ホームが変わる場合が多い。1本乗り遅れたら違うホームに移動しなければならない場合もある。また、相互直通運転を行ってはいるものの、中央線の各駅停車と東西線の列車で、三鷹行/発と当駅止まり/始発との相互間の乗り換えが同一ホームでできず、しかもお互いの接続なども行わない事が多い。
- 中央線各駅停車三鷹方面行
- ■総武線からの電車は1番線発(早朝・深夜の中央線東京発を含む)
- ■東西線からの電車は3番線発(快速も休日を含め各駅に停車する。駅の案内には「快速」は表示されない)
- この他、平日は■快速(6番線)が当駅より各駅停車であるので、併せて利用可能(これを「各駅停車○○行」と案内している場合がある。また、E233系のLED表示も種別表示がなくなる)
- 中央線各駅停車新宿・御茶ノ水方面行
- 中野始発の電車:1・2番線発(早朝・深夜以外は■緩行線(各停)用の黄色い電車)
- 三鷹方面始発の電車:5番線発(早朝・深夜以外)総武線直通で■緩行線(各停)用の黄色い電車)・2番線発(早朝・深夜)東京行で■快速線用のオレンジ色の電車)
- 東西線西船橋方面行
- ■中野始発の電車は3・4番線発
- ■三鷹始発の直通電車は5番線発
- ※東西線の中野始発の車両には、中央快速線と同様な色の橙色の帯を持つ■東葉高速鉄道の車両も用いられている。
5番線からの西船橋行でも中央・総武線経由の場合と東西線経由の場合があるなど、同じホームに経路の異なる同じ行先の列車が複数発着していることも多々ある。なおこの例では発車案内に経由する路線名の記載もあり、東西線直通電車は「東西線」、新宿・御茶ノ水方面行総武線直通電車は「総武線」と表示されている。東京行各駅停車は無表示。
乗車券類の扱い
thumb|250px|3・4番線ホームの駅名標
自動改札機と自動精算機はJR東日本のものが設置されている。自動券売機は会社別に設置されている。
2007年3月18日よりICカード「PASMO」の使用が開始された。Suicaとは当初から相互利用可能であるが、当駅では西船橋駅と違いJRと東京地下鉄との連絡改札を設けていないため、西船橋・北千住・綾瀬の各駅以遠のJRの駅から東京地下鉄を経由して当駅以遠のJR線まで乗車した場合でも、全線で東京地下鉄の運賃ではなく、JRの運賃が適用される。なお、乗車駅か降車駅のいずれか一方でも改札内を共有する共用駅である場合は低廉な方を適用する。
会社別に改札・ホーム・設備が分離されている西船橋駅と違い、当駅はホームも両社混在の上、駅設備も含めほとんどがJR東日本の設備になっている。変わった点としては、3・4番線ホームの駅名標(JR東日本のフォーマット)の線の色が通常のJR東日本のコーポレートカラーである緑ではなく、東西線のラインカラーである水色になっていることや、3・4番線の発車メロディがJR東日本仕様のメロディではなく、東京地下鉄仕様のブザー(通称:営団ブザー)になっていること、5番線から発車する東西線列車があるため、東京地下鉄の車掌がJRの発車メロディを鳴らし(唯一の例)、逆に3番線からの三鷹行ではJR車掌がブザーを鳴らすこと、などが挙げられる。ただし、発車ブザーのスイッチもJR東日本仕様のものが使われている。
3・4番線の駅名標は東西線に於ける両隣の駅(片方は落合駅、もう片方は中央緩行線の高円寺駅)を表わしているが、JRグループが定める特定都区市内に関する区(東京23区内の駅の意味)が表記されている。
東京地下鉄の定期券は当駅が発着点のものしか購入できない。
利用状況
- JR東日本 - 2006年度の1日平均乗車人員は115,176人である。JR東日本の駅の中では第24位。
- 東京地下鉄 - 2006年度の1日平均乗降人員は113,093人(直通連絡人員含む)である。
駅周辺
200px|thumb|[[中野サンプラザ]]
200px|thumb|[[中野区役所]]
200px|thumb|[[もみじ山文化センター・なかのZERO]]
200px|thumb|[[NTTドコモ中野ビル]]
北口
- 中野サンプラザ
- 中野サンモール商店街
- 中野ブロードウェイ
- スマイルなかの(空中店舗)
- 中野区役所
- 中野都税事務所
- 国税局
- 中野区立体育館
- サンメイト
- サンドラッグ
- A-01ビル
- サンピオーネ
- ドン・キホーテ
- 西武信用金庫(中野区役所入口バス停前)
- 青山商事
- シチズン中野ビル
- 大創産業
- 巣鴨信用金庫
- アップルマート
- ライフ
- 中央労働金庫
- NTTドコモ中野ビル(旧・電電公社中野ビル)
- サンクォーレ
- 株式会社丸井本社
- 00001:中野サンクォーレ郵便局
- 東急ストア
- 野方警察署
- 東京警察病院
- 東京法務局中野出張所
- 矯正研修所東京支所
- 囲町(かこいちょう)犬屋敷跡
南口
- 日興コーディアル証券
- 西武信用金庫本店
- 新鮮組
- 中野総合病院
- 東京都水道局中野営業所
- 勤労福祉会館
- なかのZERO(もみじ山文化センター)
- 中野区立中央図書館
- 01139:中野郵便局
- 中部保健福祉センター
- 株式会社丸井ビル(旧丸井中野本店跡地に建設中)
- 島忠中野店
バス
北口(ロータリー・ガード下・サンプラザ前)および南口にのりばがある。
- 関東バス・京王バス東・ケイビーバス・国際興業バス・中鉄バス・豊鉄バス・東京空港交通の路線が乗り入れる。
- 空港発着バス・マスカット号以外の高速バスを除いて、詳細はリンク先の営業所記事などを参照のこと。
北口
- 中01系統:野方行(のりば3)
- 宿05系統:野方行(のりば3)
ケイビーバスへの委託
- 中10系統:中野5丁目・新井薬師駅・哲学堂経由丸山営業所行(のりば1)
- 中12系統:中野5丁目・新井薬師駅・哲学堂・江原中野通り経由江古田駅行(のりば1)
- 中41系統:新井薬師駅・哲学堂・丸山営業所経由江古田駅行(のりば1 - 深夜バスはのりば2)
- 中20系統:新道・大下橋経由丸山営業所行(のりば2)
- 中24系統:新道・大下橋経由中村橋行(のりば2)
- 中27系統:新道・大下橋経由江古田の森行(のりば2)
なお、「中野駅」を出ると次の「中野区役所」には停車せず、その一つ先の「新井中野通」に停車する。
ガード下
- 宿05系統:大久保通り経由新宿西口行(のりば6)
- 中35系統:五日市街道営業所行(のりば5)
- 中36系統:五日市営業所経由吉祥寺駅行(のりば5)
- マスカット号:津山・岡山・倉敷・総社行(のりば6)
- ほの国号:豊川・豊橋・三河田原行(のりば6)
中野サンプラザ前
- 宿08系統:早稲田通り小滝橋経由新宿西口行(のりば9)
- 池11系統、池11系統:池袋駅西口行(のりば7)
- 阿45系統:阿佐谷駅行(のりば8)
- 羽田中野線:羽田空港行(要予約)(のりば8)
- なかのん:八成小学校行
- 中92系統:大下橋経由練馬駅行
南口
thumb|250px|right|中92系統の車両
- 宿45系統:新宿駅西口行(のりば1)
- 渋63系統:幡ヶ谷経由渋谷駅行(のりば1)
- 渋64系統:中野坂上経由渋谷駅行(のりば2)
- 中71系統:方南町経由永福町行(のりば3)
- 中81系統:代田橋循環(のりば1)
- 中83系統:南部高齢者会館行(のりば1)
- 中92系統:練馬駅行(のりば5)
歴史
- 1889年(明治22年)4月11日 - 新宿駅~立川駅間開通と同時に甲武鉄道の駅として開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。現在の駅舎の位置より100mほど西側にあった。
- 1904年(明治37年)8月21日 - 飯田町駅~当駅間で電車運転開始。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1929年(昭和4年) - 現在地に移転。その際、現在の駅の西側にある通り(中野通り)を掘り下げ、南北の通行が出来るようにした。
- 1963年(昭和38年)5月16日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1966年(昭和41年)3月16日 - 営団地下鉄東西線の駅が開業。
- 1987年(昭和62年)
- 3月31日 - 貨物の取り扱いを再開。ただし車両輸送に限り、定期貨物列車の設定はない。
- 4月1日 - 国鉄分割民営化により、中央本線の駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化により、東西線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)の駅となる。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■中央線(快速)
- 通勤特快(平日朝ラッシュ上りのみ)・中央特快(平日深夜の新宿始発のみ)
- 通過
- 中央特快・青梅特快
- 新宿駅 - 中野駅 - 三鷹駅
- 通勤快速(平日夕ラッシュ下りのみ)・快速(土休日)
- 新宿駅 - 中野駅 - 荻窪駅
- 快速(平日)
- 新宿駅 - 中野駅 - 高円寺駅
- ■中央・総武線(各駅停車)
- 東中野駅/落合駅(東西線) - 中野駅 - 高円寺駅
- 東京地下鉄
- ○東西線
- 東葉快速・快速・通勤快速・各駅停車
- 高円寺駅(中央線) - 中野駅 (T 01) - 落合駅 (T 02)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 中野駅(群馬県)
- 中野駅(長野県)
- 中野駅(樺太)
- 安芸中野駅
- 信州中野駅
外部リンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』