
家事手伝い(かじてつだい)とは、炊事、洗濯、掃除などの狭義の家事および家業を手伝うこと。
以上が本来の家事手伝いの意味であり、年配者の中には現在でも家事手伝いに上記のようなイメージを持つものもいるがこの典型的なけなげな女性のイメージとして劇画『巨人の星』の星飛雄馬の姉、明子が上げられる。、実際には上記のような仕事を一切せずに、いわゆる「花嫁修業」をしている女性を意味することがほとんどである。
なお、男性が父親の家業を手伝っている場合は「家業手伝い」であり、「家事」の場合とはかなりイメージが異なる。
2番目のイメージは定職のないパラサイトシングルであるとも見なされる。女性であっても経済的自立を重視する風潮の広がり、人口の高齢化に伴う相対的賃金労働者数の減少から税収不足が予測され、賃金労働に従事していない家事手伝い(や専業主婦)は、納税していない生産年齢人口と見られるようになり、1.よりも2.のイメージで見る傾向が急速に強まっている。ただし、一部のファッション雑誌における読者モデルの間では「家事手伝い」を自称する事は、一種のステータスとして取られる傾向もある。箱入り娘と呼ばれる人が多い。その逆にフェミニストからは専業主婦の予備軍として見なされる場合もある。
家庭電化製品の普及、コンビニエンスストア等の登場によって家事は以前ほど重労働ではなくなったため、現在では更に言葉の意味が形骸化し、就労に向けた教育・雇用・職業訓練等のいずれにも参加せず、親の力に頼って無職を維持もしくは堅持している女性を指す事が多い。若者用語では「カジテツ」と略称される。このような女性は結婚後にも夫の収入に頼りつつ家事をしない(母親に家事をやらせる)など、夫や自分の両親(特に母)に対して依存的行動を取ることが多く、「パラサイトワイフ」と揶揄される(ただし、揶揄されるのはパラサイトワイフ本人でなく、その夫であることも多い「尻に敷かれる」ということわざが使われ、本質の隠れ蓑にもなっている)。離婚に発展するケースも少なくない。
日本では儒教的な思想にからみ、女性が社会に出て働くと世間ずれして純粋さが失われるという価値観から、女性が仕事を持つことを忌避する風潮があった。このため、女性は学業を終えると「家事手伝い」と称して花嫁修業をし、その後はなるべく早く結婚するという定型が存在していた。花嫁修業として習い事をすることもあるが、一般庶民の場合は家の仕事(自営業や家事、介護)を手伝うのが普通だったので、家事手伝いが花嫁修業の同義語になったものと思われる。以上から、家事手伝いには
見合いの席で女性のプロフィールを紹介する時や、女性向けファッション誌等でフリーターやニートの女性読者モデルに対してイメージを良くする為に使用される事(寧ろ「家事手伝い」が勝ち組であるかのように煽ることもある)が多いのは2.の理由による。